IoTシステム技術検定をご存知でしょうか。
まだ数回しか実施されていない検定で、MCPC(モバイルコンピューティング推進コンソーシアム)の検定です。IoTに携わっている人であれば簡単に合格できるレベルの検定だと思います。
先日、第4回目の試験があったので、受けてみました。
なぜ受けたのか
時間があるし、昇格 or 転職に役立つかなと思いまして。(あと暇だった)
入社して4年目になりました。
2年目と3年目は会社で参加している"とある競技"の全国大会へむけた準備があり、5月~11月までの半年間で訳400時間程使われてしまったので(会社のためなのに無銭)、勉強に割く時間がありませんでした。
4年目になり、後輩に引き継いだため、私は参加しなくてもよくなりました。
そこで、「資格でも取るか~」という軽い気持ちで受験しました。
概要
IoTシステム技術検定中級は、「IoTシステムの構築に必要な基本技術」の検定であるので、IoTってなんだ?という方は基礎の受験をお勧めします。
中級の出題のカテゴリは大きく4つに分かれています。
出題形式は4択マークシートで80問90分の試験です。
難易度
この検定は、珍しい事に「検定試験公式テキスト」の中からしか出題されません。従って時事ネタ等は一切出てきません。(ここがとても良い。)
IoT技術テキスト -MCPC IoTシステム技術検定 対応-
- 作者: モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2016/10/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そして、4択マークシートで記述問題は一切ありません。
そのため、暗記というよりは、テキストの内容の理解が必要になってきます。
2019年10月追記-----
第2版が出版されているようです。こちらから出題されます。
IoT技術テキスト 第2版 ― MCPC「IoTシステム技術検定 中級」対応 ―
- 作者: モバイルコンピューティング推進コンソーシアム
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2018/10/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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2023年06月追記-----
第3版が出版されているようです。こちらから出題されます。
勉強期間
約1週間程度。
情報セキュリティのカテゴリが、テキストのページ数に対して出題の割合が高いですので、一夜漬けをする場合はここが一番良いでしょう。
費用
15,000円程度
所感
久しぶりに試験というものを受けた気がする。
1週間しか勉強していない割に、回答できた。(業務で基礎知識などはあったが)
個人的に、出題割合の高いセンサ/アクチュエータ技術、通信技術、データ分析/活用、AI、セキュリティの項目に絞って勉強していた。
IoTサービス関連、通信技術、データ分析/活用、セキュリティが多かったと感じる。
インターネットで見るような知識だったり、選択肢的に消去法で絞り込む事ができるので、案外余裕だった。(とか言って落ちてたら爆笑だが)
後日談
合格していました。